建築士って何をする人?

■設計とは
建築主の意とする建物を具体的に表現し、施工会社に正しく伝えて形にする手段です。
建築も完成すれば、その地域の街並みの景観の一つになります。安全面と衛生面、街並みに適したもの、また施主のニーズがかなえられたものが、良い設計と云えると思います。

        

■工事監理とは
設計図に順じ、忠実な施工を行っているかを監理し、不正や不誠実にならない様に指導・監督する事です。

建築士は、上記の設計・監理を主に行える専門的知識はもちろんのこと、感性や技術をもつとする国家資格者です。
一級建築士・二級建築士・木造建築士と範囲を定めた個人に与えられた資格です。

□構造一級建築士
一級建築士の資格を保持し、なおかつ建築構造の知識を身につけた構造設計の技術スペシャリストです。
一定規模以上の建築物の構造設計は、この資格保持者でなければ行う事ができません。

□設備一級建築士
一級建築士の資格を保持し、なおかつ建築設備の知識を身につけた設備設計の技術スペシャリストです。
延べ面積2000u以上の建築物の設備設計は、この資格保持者でなければ行うことができません。

■建築士は、設計・工事監理以外に、

  • 建築する為の許認可の申請代理(設計の一貫)
  • 建築費の積算または見積もりチェック
  • 工事請負契約に関する事務
  • 既存建物の調査及び定期報告
  • 既存建物の耐震診断及び補強設計
  • 大規模修繕等に関するものは上記設計・監理と同様
  • 施工に関し安全等の指示
  • 建築相談    等

を行うことができます。

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